自己破産後のCICスコアは430前後でした。5年後に571、2ヶ月後に616まで回復しました。回復の過程で「何点なら通るのか」を繰り返し考えていました。
結論から言うと、点数よりも状態の方が重要です。ただし点数帯ごとに現実は違います。それを整理します。
CICスコアに「何点から通る」という明確なラインはない
CICは公式サイトでこう明言しています。「CICでは審査業務を一切行っていないため、クレジット・ガイダンスの指数が何点以上で審査に通るかはわかりません」。
審査で実際に見られているのは信用情報全体の状態です。直近6ヶ月の申込履歴、直近24ヶ月の支払い履歴、現在の利用率。この3つの組み合わせで判断されます。スコアはこれらの結果であって審査基準ではありません。
全体のスコア分布を把握しておく
CICが公開している公式データはこうなっています。
- 710〜800点:全体の18%
- 620〜709点:全体の55%
- 530〜619点:全体の20%
- 529点以下:全体の約7%
620〜709点に全体の55%が集中しています。日本でCICにデータがある人の半数以上がこのゾーンです。
自己破産直後の430はその7%の中にいました。571は530〜619点のゾーン、616は620〜709点のゾーンに入りました。この数字を知っておくと、自分の位置が見えます。
審査通過率はカードの種類で変わる傾向がある
2025年9月に実施されたアンケート調査によると、発行元別に審査通過率に差がある傾向が報告されています。消費者金融系・交通系は高い傾向、流通系・銀行系はやや低い傾向があります。
ただしこの数字はアンケートへの自己申告に基づくものであり、母数や回答者属性によって結果は変動します。各カード会社の公式データとは異なります。参考情報として捉えてください。
楽天カードやPayPayカードは流通系です。間口は広いとされていますが、信用情報に問題がある状態では落ちます。
CICスコア400台の現実
一般的なクレジットカード審査はかなり厳しい状態です。
自己破産・長期延滞・強制解約などの問題履歴が信用情報に残っている状態です。異動情報が消えるまでは一般カードの審査通過は難しい状況が続きます。
自己破産直後の430という数字を見たとき、申し込みたい気持ちがありました。でも動きませんでした。動いていたら落ちた履歴だけが積み重なっていたはずです。
比較的審査対象になりやすいカードとして、ACマスターカードやデポジット型カードが検討されることがあります。まずいつ異動情報が消えるかを特定することが最優先です。
CICスコア500台の現実
一番危ないゾーンです。「いけそう」と思って動いてしまうからです。
400台は状況を自覚しています。700台は余裕があります。でも500台は違います。「通るかもしれない」という感覚が行動を誤らせます。
このスコア帯で多いのがこのパターンです。審査落ち→別カード申込→さらに落ちる→また申し込む。このループに入ると一気に状態が悪化します。
楽天カード・PayPayカード・イオンカードも状態次第では普通に落ちます。571点のとき、申し込みたい気持ちを抑えて2ヶ月待ちました。焦らなかったことで616まで上がりました。
このゾーンでやるべきことは申込を止めて状態を整えることだけです。
CICスコア600台の現実
通る人と落ちる人が真っ二つに分かれるゾーンです。
通る人の共通点は3つです。直近6ヶ月の申込が少ない、一般的には30%以下が安心ラインと言われる利用率、支払いが安定している。この3つが揃えば通ります。1つでも崩れていると落ちます。
CICの公式データで全体の55%が620〜709点に集中しています。このゾーンは「平均域」です。平均域にいても状態が悪ければ落ちます。
現実的な選択肢は楽天カード・PayPayカード・イオンカードです。ただしカードの種類より申込前の状態が全てです。
CICスコア700以上の現実
基本的に選べる立場です。ただし例外があります。
短期間の多重申込とスーパーホワイト(30代以上でクレヒスがない状態)は700台でも落ちます。スコアが高くても落ちる理由は必ず信用情報の状態にあります。
また審査落ちをした直後に別のカードへ申し込む行動は、700台でも状態を悪化させます。
審査で落ちた人の共通点
2025年9月の調査では、審査に落ちた人の最多の特徴は「複数のクレジットカードを持っていた人」でした。また「債務整理経験がある人」「支払い遅延・滞納したことがある人」も落ちやすい傾向にありました。
スコアの高低よりも、過去の行動の問題が審査結果に直結していることが分かります。
審査の本質
スコアは入口で、状態が本体です。何点かではなく今どういう状態かで決まります。
やることはシンプルです。申込を止める、利用残高を一般的には30%以下が安心ラインと言われる水準に下げる、支払いを1日も遅らせない。この3つだけで状態は変わります。
落ちた直後に連続申込するのが一番まずいです。穴の空いたバケツに水を注いでも意味がありません。まず状態を整えることが先です。
まずやるべきこと
不安な人は、まずCICを開示して現在地を確認してください。
スコアだけではなく、残高・申込件数・入金状況を見ることで改善ポイントが見えてきます。
430から616まで回復した経験から言うと、焦らず状態を整えることが結果的に一番早かったです。
→ 自分の状態を確認する(CIC開示はこちら)
次にやるべきこと
まずは自分の状態を把握する。
CICスコアの基準はこちら
CICスコアは何点から危険なのか本当に検証
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参照リンク(公式)
・株式会社シー・アイ・シー(CIC)
https://www.cic.co.jp/
・日本クレジット協会(クレジットの基礎知識)
https://www.j-credit.or.jp/






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