自己破産を選んだ日|年収340万・借入200万からの現実とその後

信用情報

自己破産を検討している人へ。これは実際に経験した現実です。

6年前、自己破産を選びました。当時の年収は340万円。消費者金融からの借入は約200万円。毎月の返済額は手取りの3割を超えていました。

同じ状況の人なら分かると思いますが、返済のために借りる状態になると、もう止まりません。支払いが回らなくなったのは、ある月の給料日の朝でした。


借金が始まった経緯

最初の借入は小さなものでした。急な出費があり、消費者金融で10万円を借りました。翌月に返せると思っていました。

返せませんでした。

利息がついて残高が増えました。別の会社から借りて返しました。これを繰り返しました。気づいた時には5社から借りていました。

年収340万円で、毎月の返済額が7万円を超えていました。食費を削っても追いつかなくなりました。


弁護士に相談するまで

「自己破産」という言葉は知っていました。でも自分には関係ないと思っていました。

限界が来たのは、返済のために消費者金融の借入枠を使い切った時です。次に借りる場所がなくなりました。

弁護士に相談したのはその翌週でした。初回の相談は無料でした。1時間話して、弁護士から言われたことは明確でした。

「自己破産が最善です」


手続きの流れ

弁護士に依頼してから免責許可が下りるまで、約8ヶ月かかりました。

  1. 弁護士に依頼する
  2. 受任通知が債権者に送られる(この時点で督促が止まる)
  3. 必要書類を揃える(給与明細・通帳・借入一覧など)
  4. 裁判所に申立てる
  5. 免責許可が下りる

費用は弁護士費用込みで約30万円でした。分割払いで支払いました。


免責許可が下りた日

免責許可の通知が届いた日のことは今でも覚えています。

借金がゼロになりました。200万円が消えました。

ただし同時に、クレジットカードは全て強制解約されました。CICのスコアは430前後まで下がりました。信用はゼロになりました。

「やり直せる」という感覚と、「ここからが本当のスタートだ」という感覚が同時にありました。


自己破産して失ったもの

・クレジットカード全て ・車のローンを組む権利(5年間) ・信用情報の記録(5〜7年間)

失わなかったもの:仕事・住居・家族。

自己破産は財産を失う手続きではありません。借金の返済義務を免除してもらう手続きです。生活は続きます。


自己破産して得たもの

毎月7万円以上の返済が消えました。

手取りが実質7万円増えました。食費を削らなくて良くなりました。督促電話が来なくなりました。夜に眠れるようになりました。

これが最大の変化でした。


次にやるべきこと(当時の自分への言葉)

免責許可が下りた後、やるべきことは1つだけです。

延滞を絶対にしないこと。

クレジットカードも作れない。ローンも組めない。でも、日常の支払いを一切遅らせないことが、5年後の回復につながります。この5年間の過ごし方で、喪明け後のスコアが決まります。

→ 第2部:自己破産後5年間、信用はゼロだった(公開後リンク追加)

CICスコアの見方はこちら

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